畳の形状は基本、縦と横の比率が2:1の長方形、もしくは1:1の正方形です。四角い室内に畳を敷く時、普通なら四角い畳を並べます。部屋のかたちが余りにも歪で一部に三角形のような畳を入れることもありますが、それは別として昔から、四角形以外にもいろんな形の畳があります。
先ずは六角形の畳です。六角形は亀甲(亀の甲羅)を表し古来より演技の良い形とされています。亀の甲羅のように固く身を守るという意味や、「鶴は千年、亀は万年」ということわざがあるように寿命の長い動物であることから長命・長寿の象徴とされています。六角形の畳は特に寺社での礼拝の座具や仏具(鐘)の台として使われています。
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