創業300年 伝統と信頼の老舗畳店


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Technique

江戸時代から受け継ぐ、
畳の伝統技術

浜田畳店は、創業300年。奈良県の吉野で、江戸時代中期から畳の製造・販売を続けています。現在の店主で14代目となります。
畳手縫い技術の本家である京都で歴史的かつ最高の工法を学び、京都御所や二条城などの京都宮内庁の仕事にも携わった経験をもちます。
その後も、さらに畳の研究を重ね、培った伝統技術や専門知識の数々を全国の若者に引き継ぎながら、上級な畳の品質を皆様に提供しています。

Comfort

大自然の草原を家の中に持ち込んだのが、「畳」なのです

畳は本来、多年性の天然植物である「藺(い)草(ぐさ)のござ」と「稲藁」を、縫い合わせで作られています。大昔から、日本人が日常生活を快適にするために、草原を屋内に持ち込んだものが畳なのです。履物を脱いで室内に埃や泥を持ち込まないことも、清潔感のある日本人の知恵と云えます。草を束ねただけのソフトな足触りも、やさしさや温かみを感じるのも日本人の感性なのでしょう。
特に、新しい藺草の畳は、四季のある日本の気候で、夏でも冬でも湿度を調節して部屋を快適にするだけでなく、空気を浄化するとともに、芳香成分からリラックス効果をもたらします。

最近では、ライフスタイルの変化のためか、新たに和室の部屋をつくるお宅が減っています。それとは反対に、欧米の高級住宅では、シンプルライフのシンボルとして絶大な評価を受けているのです。畳の部屋を持てるのは日本人の特権でもあるのです。

感性ある日本人しか造り得なかった、快適で利便性の高い畳を、ぜひお楽しみください。

Hospitality

一般畳から手縫い畳まで
対応します

浜田畳店では、一般家庭の畳から重要文化財建築における手縫い畳、神社や寺院で使用される格式ある有職(ゆうそく)畳まで、300年以上にわたって受け継がれた信頼と伝統技術で、高品質に仕上げております。
かつて、すべて職人が手縫いで造られた畳も、現在では畳製造過程のほとんどが、アルバイトやパートさんが機械を使ってオートメーションの簡略化で仕上げることが可能となりました。それは短時間で仕上げられるため量産が可能となり、その結果、安価で販売されることがあります。
しかし、本来の基本となる手縫い技術で造られた畳は、素材の良さを生かしながら無理のない糸締めをするので、いつまでも型崩れが少なく腰のある美しい畳となるのです。たとえ同じ材料でも基本技術をしっかりマスターしていれば機械をしようしても仕上がりは大きく変わります。当店はいかなるご注文の畳に対しても完璧を目指しています。

しかし、最高級の品質でありながら、時代の流れによって失われてゆく技術や素材もたくさんありますので、お早めにご相談ください。

Access

江戸時代中期~現代まで。
浜田畳店は奈良・吉野の風光明媚な田舎町で、畳の製造・販売を続けています。

〒639-3111 奈良県吉野郡吉野町上市52
営業時間 8:00~20:00

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